⑫冬の熱帯雨林観察会~夢の島熱帯植物館~2023年12月2日(土)
気温は低いものの冬晴れに恵まれた当日取消はなしの観察会となりました。館の庭からは、センチュリープラント(100年1度花が咲く⇒実際には日本では5年ほどで咲く)のアオノリュウゼツランや恐竜木と呼ばれるウォレマイ・パイン等をご案内。温かいドーム内では赤い樹液のリュウケツジュ、フトモモ科の大きな切り株の板根、世界最大の花ラフレシアの精巧な実物大の模型、食虫植物、タネが山火事散布するバンクシア、バナナを横にしたような巨大なオウギバショウ、いい香り体験したバニラビーンズ、カカオのかわいい花、葉っぱの形がいろいろ変わるクロトン、絞め殺しの木ガジュマルの気根、狂い咲きのサガリバナ(通常は夏に開花)、世界最大の竹ゾウタケ、タコウィンナーのようなオヒルギの花…と熱帯雨林の不思議な生態を楽しんでいただきました。
参加者:33名
スタッフ:深串泰光(主幹事)、小日向礼子、高橋喜蔵、長岡敏夫
高橋班
長岡班
小日向班
深串班
⑪大きな都市公園で秋散策~小金井公園~2023年11月15日(水)
晴れの予報が曇りに変わり少し肌寒い気候でしたが、無事に楽しく観察会を終了できました。武蔵小金井駅に全員定刻前には集合。そしてバスで小金井公園に向かい園内で簡単な開会式を行いました。その後5班に分かれ観察会のスタートです。
今年は暑さが長く続いたせいかモミジの紅葉はまだでしたが、
広い園内ではコナラ、クヌギ、マテバシイなどのどんぐりやムクロジ、ユリノキ、アオギリ、タイサンボクなど様々な木の実を見ることができました。またコブクザクラ、ジュウガツザクラにも出会うことができ皆さん充実したお時間を過ごされました。
参加者;39名
スタッフ:高橋喜蔵(主幹事)小日向礼子、永井和久、
長岡俊夫、平野裕也
高橋班
平野班
長岡班
永井班
⑩都会の自然を満喫しよう~目黒自然教育園~ 2023年10月8日(火)
暑かった9月も過ぎ10月に入ると急に秋めいてきました。
今日の気温は20度を少し超えた薄曇りの微風、絶好のコンデションの下観察会を実施できました。参加者は44名。簡単な開会式の後5班に分かれスタートです。
路傍植物園→水生植物園→武蔵野植物園のコースで各班思い思いに廻りました。園内にはシラヤマギク、ノコンギク、フジバカマ、シモバシラ、ツリフネソウなど秋の草花が咲き乱れ、ゴンズイやシオデ、キジョラン、クサギなど様々な木の実、草の実なども見ることができあっという間の楽しい2時間でした。
参加者:44名
スタッフ:小日向礼子、木村有紀、高橋喜蔵、長岡俊夫
深串泰光、永井和久(主幹事)
永井班
小日向班
高橋班
深串班
⑨秋の草花を楽しもう~野川公園~ 2023年9月15日(金)
9月になっても残暑厳しい中でしたが45名の皆様にご参加いただき無事に開催することができました。西武多摩川線新小金井駅に9時50分集合。簡単な開会式の後6班に分かれて野川公園に向かいました。
午前の観察園ではガガイモ、フジカンゾウ、ヌスビトハギ、イヌゴマ、キツリフネ、シモバシラなどたくさんの草花を見ることができ皆様大変満足されていました。下見時には見ることのできなかったヒガンバナも出迎えてくれました。午後からは天気が急変するという予報があり、公園からも12時30分頃には雷接近のアナウンスがありました。そのため昼食後すぐに観察会を再開。当初の予定よりも早めの14時30分前には観察会を終了。雨に降られずに済みました。
その後ゲリラ豪雨があちこちで発生。帰宅途中で影響があった方もおられたようです。
参加者:45名
スタッフ:小日向礼子(主幹事)、高橋喜蔵、永井和久、長岡俊夫、平野裕也、深串泰光
小日向班
永井班
長岡班
平野班
⑧レンゲショウマと渓流の御岳山を訪ねる~御岳山~2023年8月17日(木)
台風7号の影響で天気が心配でしたがお陰様で無事に開催することができました。御嶽駅9時集合。我々の予想より一本早い電車で来られた方が多く若干受付があわただしくなりましたが予定通りケーブル御岳山駅で開会式。4班に分かれ班ごとに出発です。今回のコースは森呼吸クラブとしてはややハードなコースでもあり、主幹事の平野さんがいざという時の強力な助っ人&タイムキーパー&写真係としてアシストに廻りました。
レンゲショウマは今が見ごろを迎え薄紫の清楚な姿を見せてくれていました。昼食は長尾平。午後からは渓流沿いに飛び石(岩)を渡りながらロックガーデン、そして綾広の滝に向かいました。帰りは林道を歩きながらケーブル御岳山駅に向かい全員一人の落後者も事故もなく無事解散しました。
『レンゲショウマを見ることができてよかった。』『きつかったけれど楽しかった』などの感想もいただきました。
参加者:30名
スタッフ:平野裕也、小日向礼子、高橋喜蔵、長岡俊夫、永井和久
高橋班 長尾平で
永井班 長尾平で
長岡班 長尾平で
小日向班 長尾平で
⑦高山植物の魅力に迫る~日光植物園~2023年7月11日(火)
全国的に天候が不順な中、日光地方も午後から小雨の予報で心配でしたが、幸いにも雨には一滴も降られずに楽しく実施することができました。東武日光駅からバスで日光植物園へ。
園内で簡単な開会式を行った後3班に分かれて出発です。1週間前の下見時では蕾だったヤマユリも見事に開花し我々を出迎えてくれました。(歓迎されざるヤマビルも園内に潜んでいるとの事で入園時、園で用意したスプレーで対策したのですがお一人が被害にあってしまわれました。)
日光植物園は高山植物の教育・研究を目的に作られたこともありキンロバイ、イブキジャコウソウ、クサアジサイ、ギンバイソウ、クサレダマやクモキリソウ、トンボソウ、カキランなどのランの仲間、ホツツジやアカモノなど平地ではなかなか見ることのできないたくさんの植物に出会うことができました。
参加者:21名(3班体制)
スタッフ:高橋喜蔵(主幹事)小日向礼子、永井和久
⑥花菖蒲と初夏の花々を訪ねる~皇居東御苑~ 2023年6月10日(土)
梅雨の季節、曇天ながら幸いにも雨に降られず実施できました。今回は新聞に掲載依頼し掲載されたこともあり、多くの皆様にご参加いただき午前、午後と同じ内容で2回実施しました。地下鉄東西線竹橋駅に集合。平川門からの入苑です。
簡単な開会式の後、コースは梅林坂~天守台~芝生広場~汐見坂~雑木林~菖蒲田~二の丸休憩所。今が見ごろとなった菖蒲田の見事な花菖蒲をはじめタイサンボクやムラサキシキブ、ヒメシャラ、ナツツバキやガクアジサイ、ホタルブクロなどの初夏の花々やゴンズイ、ハクウンボク、アブラチャンなど若い果実を見て、それぞれの植物の生存戦略等の解説を講師から聞きながら2時間強苑内を散策しました。
参加者:午前の部50名。午後の部19名
スタッフ:小日向礼子、市川美保子、高橋喜蔵、長岡俊夫
深串泰光、永井和久(主幹事)
⑤雑木林に咲く草花を訪ねて歩く~生田緑地~ 2023年5月9日(火)
前日までの雨も上がりすっきりと晴れた絶好のコンデションの中で観察会を実施できました。参加者は51名。駅前で簡単な開会式を行った後5班に分かれて出発です。
途中「バラ苑アクセスロード」で満開のバラを鑑賞したのち生田緑地に向かいました。今年は季節の進みが早くお目当ての一つだったササバギンランやギンランにはお目にかかれませんでしたが、多摩丘陵で発見されたタマノカンアオイの花やオカタツナミソウ、キンランはじめガマズミ、ミズキ、ウツギ、ツリバナそれにヤマボウシやハナイカダなどたくさんの初夏の樹木の花々や木の実を鑑賞・観察することができました。
雨に洗われた新緑もとてもきれいで楽しい観察会になりました。
スタッフ:長岡俊夫(主幹事)小日向礼子、市川美保子、
高橋喜蔵、永井和久
高橋班
小日向班
長岡班
永井班
④たっぷりと桜を味わう春の一日~荒川堤の桜と都市農業公園~ 2023年4月10日(月)
天気は晴れ。微風。集合場所のJR赤羽駅には参加者全員が定刻前には集合し、2班に分かれてバスで移動したのち近くの公園で簡単な開会式。その後5班に分かれて観察会のスタートです。荒川堤に向かうプロムナードでは様々な種類の若い木々が出迎えてくれじっくりと花を観察できました。
荒川堤では荒川堤の歴史やプロムナードで確認した知識をもとに品種の同定など十分に桜を楽しみました。皆さん桜に夢中になったこともあり、都市農業公園に到着時刻が若干遅くなりました。今が盛りの遅咲きの里桜が晴れた空に映え気持ちの良い観察日和で桜を満喫した一日でした。里桜の品種の違いが少しわかってきたというお声もいただきました。参加者:42名
スタッフ:小日向礼子(主幹事)高橋喜蔵、永井和久、
長岡俊夫、深串泰光
③早春の芽吹きを訪ねて~神奈川県立四季の森公園~ 2023年3月17日(金)
雨が心配だったのですが幸いにも降られることなく、無事観察会を実施できました。参加者は30名。JR横浜線中山駅で簡単な開会式を行った後6班に分かれてスタートしました。公園に繋がるプロムナードではコブシの花やユキヤナギの花が出迎えてくれました。園内では春を彩るシュンランやカタクリ、アマナをはじめとする草花やキブシやミツマタ、ヒュウガミズキ、またヤマザクラやカンヒザクラなど様々な木々をじっくりと鑑賞、観察しました。またハス池ではカワセミが池にダイブする姿にしばし見入っていた班も・・・
春の一日各班広い園内を思い思いのコース取りをしながら楽しく和気藹々と過ごした一日でした。
スタッフ:長岡俊夫(主幹事)小日向礼子、高橋喜蔵、
永井和久、深串泰光、平野裕也
②春を待ち望む神代植物公園を歩く 2023年2月19日(火)
~神代植物公園~
薄曇り、風は弱く気温は20度近いというまさに春本番といえるような気候の中で2月の観察会は実施することができました。今回は朝日新聞東京マリオンに掲載されたこともあり、参加された皆さんは69名でした。そのため午前、午後の2部制にし午前の部は森林インストラクター東京会(FIT)の仲間の市川さんに講師の応援をお願いし午前の部は5班体制で、午後は3班体制で実施しました。
コースは正門をスタートした後、針葉樹林園~流れの野草園~築山~うめ園~深大寺門までを各講師思い思いの説明を加えながらそれぞれ2時間強散策しました。
前日までも暖かかったこともありスノードロップやフクジュソウ、ユキワリイチゲなどのスプリングエフェメラルや寒桜や河津桜また各種梅も見ごろを迎えていました。
参加者:午前52名 午後17名
スタッフ:小日向礼子、市川美保子、高橋喜蔵、長岡俊夫、永井和久(主幹事)
①寒さにめげず動き出した植物を訪ねる 2023年1月20日(金)
~新宿御苑~
暦の上では大寒でしたが、日差しも届き風もなく3月の気候を思わせる絶好の観察会日和の中、森呼吸クラブ今年初めての観察会が実施されました。参加者は40名。6班に分かれ今が盛りのソシンロウバイや各種スイセン、またジュウガツザクラ、アタミザクラ、コブクザクラなど早咲きの各種サクラなどを観察。またハクモクレン、コブシ、モミジバスズカケノキの冬芽、温室では熱帯地方の様々な珍しい花などを鑑賞しながらのあっという間の2時間でした。
スタッフ:小日向礼子(主幹事)高橋喜蔵、永井和久、長岡俊夫、深串泰光、平野裕也